普通の子と同じように育ててください
このタイトル、告知のときに医師に言われた言葉でした。
頼りない主治医だったけれども、この一言で少しは肩の荷が降りた気がした。
子育ては二人目だったし、多少余裕のある育児が出来ると思っていた妊娠中。
しかし、思いがけない早産と障害の告知により、ほとんど何も手につかなかった。
赤ちゃんの時のことは、正直ほとんど覚えていない。
どうやって授乳していたのか。
どうやって夜泣きしていたのか。
どうやって生活していたのか。
あの頃は楽観的な私でさえ、心が病んだ時期だった。